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スリーエスG-cubeとは?
スリーエスG工法は昭和56年に(旧)通産省と岡山県により助成金を受け開発された地盤改良工法です。
これまでに建築・土木分野で2万件以上の実績を積み上げてきました。
この実績を踏まえ、さらに品質向上と効率アップを追求した結果、新技術による大幅な改善を得ることができました。いうなれば、「新スリーエスG工法」の形で(財)日本建築総合試験所より建築技術性能証明を取得しています。
またその中で小規模建築物向けにさらに進化させ、リアルタイムの施工管理や1日強度による品質管理など新たな技術を盛り込み高品質を維持しながらも、低コストで建築技術性能証明工法をご提供することができるようになりました。
その技術とは、従来のセメント系固化材スラリーを用いた機械攪拌式深層混合処理工法の施工法を基本としてセメントミルクの吐出口を攪拌翼の上下に取り付け、掘削及び引上時に吐出させる特殊掘削攪拌翼を利用し、掘削時には下吐出口から、引上時は上吐出口からスラリーを噴射させることで攪拌効率を最大限に高め、強度にバラツキの少ない高品質の改良体造成を可能にしたものです。
スリーエスG-cube工法の特徴
1.経済性と高品質を追求
新技術を導入し工期短縮や品質管理試験を簡単な手法でシステム化した結果、ローコストにもかかわらず高品質が実現可能になりました。
2.工期短縮(前段取りから報告書提出まで)
事前配合試験、ボーリング調査、ボーリングコア試験が基本的に不要となり圧縮強度試験も通常28日が7日強度で評価ができることから大幅な工期短縮が可能となりました。
3.高品質(設計基準強度と変動係数)
現場及びフィールド試験によりデータを取りまとめた結果、高い設計基準強度とバラツキの少ない変動係数の設定が可能となりました。
4.早期品質管理
材齢7日を待たずして高温養生による1日強度から28日強度が推定できるため、早期に品質判断ができ、安心して工事を遂行することができる仕組みとしました。
5.事前配合試験が不要
多くの現場と室内強度の相関データをはじめとする各種試験データにより事前配合試験を行わなくても設計基準強度や配合量の設定が可能となりました。
6.スウェーデン調査に対応
地盤調査はボーリング調査の代わりにスウェーデン調査の利用が可能となりました。但し、土質の特性を把握するために実施工までに土質サンプリングにより設計対象層(最弱層)のpHと含水比を確認し、適正を判断します。
スリーエスG-cube工法の施工手順
スリーエスG工法は特殊掘削攪拌翼を専用マシン(クローラータイプ)に取り付け。掘削時は下吐出口から、引上時はロットを逆回転させ上吐出口からスラリーを噴射させる方法により施工を行います。
スリーエスG-cube工法の性能証明と運用の範囲
| 適用性 | 小規模建築物 |
|---|---|
| 攪拌軸数 | 単軸 |
| 攪拌翼枚数 | 4枚翼または8枚翼(攪拌翼は除く) |
| 適用地盤 | 砂質土、粘性土、ローム地盤 |
| 最大改良長 | 20.5m |
| コラム径 | Φ400~1300mm |
| 変動係数 | 砂質土と粘性土25%(1サイクル施工)、ローム地盤25%(2サイクル施工) |
| 事前配合試験 | 不要(※1) |
| 固化材配合量 | 250kg/㎥(基本)、W/C=0.7(基本)、300kg/㎥(ローム地盤及び含水比100%以上) 含水比150%以上では配合試験実施 |
| 設計方法 | 改訂版 建築物のための改良地盤の設計及び品質管理指針(日本建築センター)または小規模建築物基礎設計指針(日本建築学会) |
| 設計基準強度 | 1000kN/㎡(砂質土)、800kN/㎡(粘性土)、600kN/㎡(ローム地盤)以下にて設定 配合試験をして決定する場合はこの限りではない |
| 品質管理手法 | 【調査時に土のサンプリング未実施の場合はオーガーサンプリング実施】設計対象層に対しメーターサンプラーにてサンプリングを行う。これにより健全な品質が確認された場合は、ボーリングコア試験の代わりにモールドコア試験を利用可能 |
| 品質管理試験 | フェノール試験と指圧試験による土塊混入状況の確認、高温養生(60℃)による材齢1日圧縮試験 |
| 合否判定 | 個々のモールドコアによるXi7≧Fc、材令7日で判定(もし、Xi7<Fcの場合はXi28≧Fcを確認する) |
(※1)小規模建築物を対象とし事前配合試験を実施しない場合でも、設計対象層(最弱層)を対象にpHと含水比試験は実施工前に確認する ことを基本とする。
小規模建築物の品質検査を行う調査箇所数
| 設計対象層が頭部にある場合 | 設計対象層が深部にある場合 | |
|---|---|---|
| 調査箇所数 | 頭部コア 100コラムに1箇所以上(1箇所当り3供試体以上) 深度コア 1箇所以上 3供試体以上 ただし、改良L≦3m、改良対象が単一の場合は、深部コアの採取を省略してよい |
頭部コア 100コラムに1箇所以上(1箇所当り3供試体以上) 深度コア 1箇所以上 3供試体以上 |
| 判定 | Xi7≧Fc | |

















